昨日17時過ぎに会社の電話が鳴りました。
「あっ! 社長~~っつ! 助けてぇ~
ヘルプミ~~~!」
電話の主は、丁度昨年の今頃転倒して歩行困難になったTさん(男性)でした。
椅子から滑り落ちてしまい、起きれなくて困っていたとのこと。
「婆さま(実母)では無理だし、こんな時に限って息子も娘も居ないんだもの (T_T)」
直ぐにTさんのお宅にお伺いしました。
Tさんは、脳疾患の後遺症で左半身が麻痺しています。
頭と口はとてもしっかりされています。
リハビリを頑張り、自力歩行可能になり、就職先を見つけて就労されています。
そのTさんが、昨年の今頃に階段から転倒し、右足首を痛めてしまいました。
自力で立つことができなくなりTさんは、地域包括支援センターに連絡し、Tさんを担当していた地域包括の担当者が、当社に電話相談をしてきました。
Tさんは、就労し介護保険サービスを卒業していたので、何も介護保険サービスを使っていませんでした。
一番困っていたのはトイレでした。
地域包括担当者は、とりあえずTさんにオムツを当てて、直ぐに私の会社に連絡をくれました。
直ちに、Tさん支援チームが作られました。
地域包括担当者は、介護保険サービスを使うために手続きを取り、暫定でソファーから立つための補助道具のタチアップをレンタルし、朝の出勤前のオムツ交換と着替えのために介護保険適応の介護事業所、在宅訪問入浴サービスを入れ、介護認定がおりるまで夕方自宅に戻ってからの着替えとオムツ交換、臨時のオムツ交換を悠で支援することになり、介護保険が使えるようになるまでの数週間、悠の車いすをレンタルしました。
年が明けてから徐々にTさんの右足は回復し、車いすで自力でトイレに行けるようになり、悠は緊急時対応担当になりました。
3月には、以前のように左足に補装具を付けて、四点杖で歩行できるようになりました。
4月過ぎにフォローの訪問に行ってから半年。 そろそろTさんの顔を見に行こうかなと思っていた時の緊急コールでした。
「ヘルパーさんは急には頼めないし、何かあった時のためにいつもバックに悠さんの名刺いれてあるんだよ。 やっぱり困った時は悠さんだねぇ (^_^)」
転倒による打撲や外傷は無く、起こして椅子に座らせた後は、ご自分で舗装具を装着し歩行していました。
何事も無くてよかったよかった。 (*´▽`*)