先日「認知症の父の大腸検査の付き添いが不安」と相談された方の依頼で丸々一日病院の検査室、外来待合室でご依頼主の娘さんとお父様と過ごしました。
大腸の検査は、前処置があります。
前日の夜、施設で2種類の下剤を内服し、当日病院で2Lの飲み物を飲みます。
これが大変 (;^_^A ・・・ お酒なら飲めるのに…・(^_^;)
飲み物が冷たい…・ なかなか飲み進められないのですこれが。
考えた方法が、
おちょこのお酒を飲むように少しずつ飲む。
この方法で薬2時間かけて1500㎖以上飲みました。
お父様頑張りました。👏
試練はそのあとも続きます。
次の試練はというと…・
便との闘いです。
お父様は認知症です。
そのお父様は歩行はできますが、尿意、便意を伝えられないのです。(>_<)
もし、サインを見逃したら…・
恐ろしいことになる。Σ(゚Д゚)
娘さんはこのことを一番心配していたんですね。
娘さんと二人三脚。 見事、余計な汚染をすることなく乗り切りました。
長時間頑張りました。
一日三人で過ごし、娘さんとたくさんお話しました。
お話をしながら思ったことが、
介護する家族も支え、支援が必要だということ。
保険外サービスならできることたくさんあります。
ケアを受ける本人様以外にご家族のために動くこともできます。
娘さんから嬉しいお言葉をいただきました。
「はるかさんがあってよかった。一人では無理だった。 ありがとう」
泣けますね。(T_T) こちらこそありがとうです。
この 「 ありがとう 」 の言葉に支えられています。
そしてお父様はというと…・
検査近くまでおとなしくされていたのに、動きが活発になり検査室で大暴れして
検査中断となりました。
数週間後にやり直しです。 トホホ(>_<)
素晴らしいささえ。私もストーマ閉鎖の為、同様の検査をしましたが、一緒に検査された方は付き添いの奥様に頼りっきりでした。認知症ならなおさら大変。保険外でも「ささえる」が広がるよう応援しています。
小早川様
ありがとうございます😊
保険適応の事業所で働いてみて見えてきたのが、介護保険だけでは在宅介護は賄いきれないという現実でした。
理想と現実のギャップに心苦しく思うこともありました。
保険外と保険内。
上手く利用して、自分らしく過ごしていただきたく思います。
応援宜しくお願いいたします。☺️