素晴らしき介護力

2週間ほど前に褥瘡(じょくそうと読みます)の処置についての相談がありました。


ここ数か月で寝たきりになってしまった男性の主介護者である奥様からの相談でした。
ベッドの上では自力で横を向いていたので体位交換はしていなかったそうです。
いつも仰向けで眠られる方なので、特に気にも留めずにいたら、お尻が赤く一部皮が剥けていることに気がついたとのことでした。

「おしりが痛いと言われて初めて気が付きました。どうすればよいのでしょう?。(>_<)」

体の向きを変えても赤いのが治らなければ床ずれ(褥瘡)です。

「赤みがとれません。 少し皮も剥けています。カットバンが少し汚れます。(T_T)」

ご自宅に傷薬か何かありますか?

「漢方薬の赤い軟膏はあります」

紫雲膏ですね。とりあえずそれを使いましょう。 テープ類はありますか?


褥瘡のケアに必要なのは、除圧とスキンケアと栄養管理です。


圧迫やズレ、摩擦を防ぎ、皮膚の清潔、乾燥のケアをします。
健康な皮膚、筋肉をつくるためには日々必要な栄養素を取り入れることが大切になります。

おそらく、創部の状態は、持続する発赤であり、一部表皮剥離の状態。
浸出液は少量。真皮までの損傷はないと思われます。

担当されているケアマネージャーに連絡をし、エアーマットの導入を依頼することと,
創部のケアの方法を説明させていただきました。

褥瘡悪化予防のために定期的な体位交換が必要になりますが、介護する方の介護疲れを引き起こすようでは在宅療養は難しくなります。
福祉用具の担当者さんに適切な耐圧分散マットの選択してもらい褥瘡のケアにつなげるだけではなく、自動体交機能などベッドやマットの便利な機能を上手に利用し介護の負担を軽くすることも考えて対応してもらいましょう。


相談から2週間が経ち、嬉しい報告の電話がありました。

「おかげ様で、対応が早かったので褥瘡がだいぶ良くなりました。(^_^)」


皮膚が剥けていたところはすっかり良くなり、赤い部分も小さくなったとのことでした。

素晴らしいです!
私のアドバイスを即実行していただき、
ありがとうございました。      (^o^)/

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