あの日を想う

お久しぶりでございます。

明けましておめでとうございます🎍 が、立春も過ぎもうすぐ春彼岸です。

今日は、鎮魂の日です。

東日本大震災から10年。

もうすぐ運命の時間です。(書いている現在 14時3分)

あの日、沢山の方々の運命が一瞬にして変わりました。
あの日、沢山の方が星になりました。

今日はおだやかないい天気です。

あの日も結構いい天気でした。(地震の後雪がふりましたが)
夜空がとてもきれいでした。

地球上は、去年から疫病に振り回されています。

早く平和な世の中になりますように。

地球上の生きとし生けるものがみな幸せでありますように _(_^_)_

ゆく年 くる年

今年も残すところあと数時間となりました。

色んなことがありました。

日本、世界だけではなく悠も。

一年がとても早かったように感じます。 (゜o゜)

世の中が目まぐるしく変化した年でしたね。 ((+_+))

良かったことも悪かったことも過ぎてしまえばいい思い出になるでしょう。

来年も皆様にとって良い年でありますように。 (^.^)/~~~

来年もよろしくお願いいたします。 _(_^_)_

 

心に寄り添う

今月初めに在宅訪問看護・介護の依頼がありました。

末期のすい臓がんのRさん (80代 女性) です。

残された時間が少なくなってきていると判断され、退院して在宅療養に切り替えられました。
ご主人に先立たれ、独居だったRさんは、妹さんのお宅で療養することになりました。
医療保険で訪問看護が毎日入ります。
24時間点滴、痛み止めの貼付剤を使用しています。
介護経験が無い妹さんは、痛み止めの管理にとても不安がっていました。
悠 の動きとしては、妹さんのサポートをすること。
まずは、妹さんの一番の不安である、毎日20時に貼り替えられる痛み止めの管理に付き添うこと。
退院してきた日の晩からRさんと妹さんへの支援がスタートしました。

Rさんは、痛み止めの効果のためか、静かにウトウト眠っている時間が多いです。
あまり話もされないRさんが、2週間経過したころに私にこう言いました。

「もう何もしなくてもいいのにこんなことおかしいじゃない」

「便はどうですか? お風呂入りませんか?って…・  そんなのどうでもいいのよ!」


訪問看護の方から、最近ケアに対して拒否的であるという話は聞いていました。
静かに黙ってRさんの話に耳を傾けました。

「あなたたちは、私がどのくらい動けるかなんてわからないでしょ! オムツなんていらないの」

「私だって女ですから髪も洗いたい。 ベッドの脇にお風呂が来ますって ベッドの上でも洗えますって  それってあなた方のやり方でしょ 私には私のやり方があるのよ!」


ハッ Σ(゚□゚;) としました。


そうだ。(-_-;)  確かにそうだ。     ここは病院じゃないんだ。
病院と同じようにケアを受けることができることは安心の一つかもしれない。
でも、一人一人の望むことは、その安心感だけではないのだと気付かされました。


家に帰るということは、病院での治療や誰かの監視の下での生活から解放されるということ。


Rさんの言葉で目が覚めました。

その方の言葉、心の声に耳を傾け、本当に希望していることに気が付き、できる限り応えていくことが大切だということに。


Rさんの話を聴いた後に素直に質問しました。

{私は、何をすればよいのでしょうか?}

Rさんが、笑顔で答えてくれました。 (*^_^*)

「マッサージをしてくれる?」

承知しました。 (^o^)/

私に思いを話してくれたあの日の夜から毎回 Rさんの希望通りにマッサージをしています。

「明日もお願いできる?」

Rさん   もちろんですとも  明日もマッサージに来ますよ (^_-)-☆

 

素晴らしき介護力

2週間ほど前に褥瘡(じょくそうと読みます)の処置についての相談がありました。


ここ数か月で寝たきりになってしまった男性の主介護者である奥様からの相談でした。
ベッドの上では自力で横を向いていたので体位交換はしていなかったそうです。
いつも仰向けで眠られる方なので、特に気にも留めずにいたら、お尻が赤く一部皮が剥けていることに気がついたとのことでした。

「おしりが痛いと言われて初めて気が付きました。どうすればよいのでしょう?。(>_<)」

体の向きを変えても赤いのが治らなければ床ずれ(褥瘡)です。

「赤みがとれません。 少し皮も剥けています。カットバンが少し汚れます。(T_T)」

ご自宅に傷薬か何かありますか?

「漢方薬の赤い軟膏はあります」

紫雲膏ですね。とりあえずそれを使いましょう。 テープ類はありますか?


褥瘡のケアに必要なのは、除圧とスキンケアと栄養管理です。


圧迫やズレ、摩擦を防ぎ、皮膚の清潔、乾燥のケアをします。
健康な皮膚、筋肉をつくるためには日々必要な栄養素を取り入れることが大切になります。

おそらく、創部の状態は、持続する発赤であり、一部表皮剥離の状態。
浸出液は少量。真皮までの損傷はないと思われます。

担当されているケアマネージャーに連絡をし、エアーマットの導入を依頼することと,
創部のケアの方法を説明させていただきました。

褥瘡悪化予防のために定期的な体位交換が必要になりますが、介護する方の介護疲れを引き起こすようでは在宅療養は難しくなります。
福祉用具の担当者さんに適切な耐圧分散マットの選択してもらい褥瘡のケアにつなげるだけではなく、自動体交機能などベッドやマットの便利な機能を上手に利用し介護の負担を軽くすることも考えて対応してもらいましょう。


相談から2週間が経ち、嬉しい報告の電話がありました。

「おかげ様で、対応が早かったので褥瘡がだいぶ良くなりました。(^_^)」


皮膚が剥けていたところはすっかり良くなり、赤い部分も小さくなったとのことでした。

素晴らしいです!
私のアドバイスを即実行していただき、
ありがとうございました。      (^o^)/

お庭すっきり、お顔にっこり

今週はS様宅のお庭サポートに入りました。


作業手順を記入したメモを用意してくださるS様
      ↓      
それを見ながらじっくり打合せ
      ↓
お庭サポート作業開始
      ↓
作業前・作業後の写真を撮り、S様に確認いただく

足腰を痛め、お庭に出ることのできないS様には、毎回この流れで作業→確認いただいております。

作業中、

「いつも綺麗なお庭ですね!」

と、通りかかった方に嬉しい言葉をかけていただきました。
そのことをS様に報告し、二人でにっこり(^^)

お庭すっきり、お顔にっこり

そんな一日でした(^-^)

継続は力なり

今日、二人のホームケア会員様から同じことを言われました。

ちょっとー! 凄いんだけど。  お腹のマッサージの効果凄いんだけど」


えっ? 何があったの?

「何があったの?って、あなたから教わったお腹のマッサージだよ。おかげで毎日調子良いんだよ♥」


お二人とも80歳代の女性。
かかりつけの病院から処方される下剤を定期的に内服されていました。
丁度1ヵ月近く前にセルフの腹部トリートメントの方法を指導させていただきました。

「今、下剤を全く服用していないんだけど、毎日しっかりお通じがあるんだよ」


Hさん、Sさん  凄いです! \(^o^)/

私は感動しました。 (T_T)


何に感動したって?

私が指導した腹部のトリートメントを毎日実施してくれていたことに感動しています。


Hさんは、夜ベッドに横になってからトリートメントしていたら翌日通じがあって、更に朝ベッドから起き上がる前にもトリートメントをするようにしたら下剤の必要がなくなったそうです。

Sさんは、以前から自己流で腹部のマッサージをしていたそうですが、そこに私から指導された方法を追加してみたところ効果を感じられたそうです。

お二人ともトリートメントの効果を実感され毎日実施しているそうです。

嬉しいではありませんか。( *´艸`)

セルフで行うリハビリやトリートメント方法を指導したところで、その方が実施しなければ意味がありません。
一度やっただけで効果があるかどうかなんてわかりません。
継続してみて効果が実感できるものがほとんどです。
継続したからこそ効果を実感することができた。
効果を実感してリハビリやセルフトリートメントの必要性がわかった。


いくつになってもやればできる。

80歳を過ぎたお二人から学びました。

「 今度来る時もまた何かおしえてね(^_^) 」


もちろん! おしえますとも !(^^)!  
色んなことを皆さんに教えることができるように私も勉強します。 (*^^)v

Hさん、Sさん 嬉しい報告ありがとうございました。 (^_-)-☆ 


困った時の○○頼み⁉

昨日17時過ぎに会社の電話が鳴りました。

「あっ! 社長~~っつ! 助けてぇ~ 

ヘルプミ~~~!」

電話の主は、丁度昨年の今頃転倒して歩行困難になったTさん(男性)でした。

椅子から滑り落ちてしまい、起きれなくて困っていたとのこと。

「婆さま(実母)では無理だし、こんな時に限って息子も娘も居ないんだもの (T_T)」

直ぐにTさんのお宅にお伺いしました。

Tさんは、脳疾患の後遺症で左半身が麻痺しています。
頭と口はとてもしっかりされています。
リハビリを頑張り、自力歩行可能になり、就職先を見つけて就労されています。
そのTさんが、昨年の今頃に階段から転倒し、右足首を痛めてしまいました。
自力で立つことができなくなりTさんは、地域包括支援センターに連絡し、Tさんを担当していた地域包括の担当者が、当社に電話相談をしてきました。
Tさんは、就労し介護保険サービスを卒業していたので、何も介護保険サービスを使っていませんでした。
一番困っていたのはトイレでした。
地域包括担当者は、とりあえずTさんにオムツを当てて、直ぐに私の会社に連絡をくれました。
直ちに、Tさん支援チームが作られました。
地域包括担当者は、介護保険サービスを使うために手続きを取り、暫定でソファーから立つための補助道具のタチアップをレンタルし、朝の出勤前のオムツ交換と着替えのために介護保険適応の介護事業所、在宅訪問入浴サービスを入れ、介護認定がおりるまで夕方自宅に戻ってからの着替えとオムツ交換、臨時のオムツ交換を悠で支援することになり、介護保険が使えるようになるまでの数週間、悠の車いすをレンタルしました。
年が明けてから徐々にTさんの右足は回復し、車いすで自力でトイレに行けるようになり、悠は緊急時対応担当になりました。
3月には、以前のように左足に補装具を付けて、四点杖で歩行できるようになりました。

4月過ぎにフォローの訪問に行ってから半年。 そろそろTさんの顔を見に行こうかなと思っていた時の緊急コールでした。

「ヘルパーさんは急には頼めないし、何かあった時のためにいつもバックに悠さんの名刺いれてあるんだよ。 やっぱり困った時は悠さんだねぇ (^_^)」

転倒による打撲や外傷は無く、起こして椅子に座らせた後は、ご自分で舗装具を装着し歩行していました。
何事も無くてよかったよかった。 (*´▽`*)

Tさん 悠をご利用いただきありがとうございます。

悠を信頼してくださってありがとうございます。 
感謝いたします。 _(_^_)_

引き続き、訪問介護・看護・居宅型保育支援をよろしくお願い致します。

10月末日をもちまして、白虎町事業所でのサービスは終了しましたが、引き続き、訪問介護・看護・居宅型保育支援サービスを提供いたします。

白虎町事業所で、サービスを受けていただいた利用者様、はるカフェやイベントに来てくだっさた皆様、来訪いただいた福祉関係者様、

今後ともお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

体の声を聴く。 体に寄り添う。③

先週、A様の訪問看護にお伺いさせていただきました。
3回目の訪問になります。
A様は、毎日ご自分でご自分の体のケアを継続されています。 !(^^)!

いいですね~ (*^_^*) その調子です。

継続は力なり。  ですね。

自分の手で自分の体をケアをすることで、自分の体の変化に気が付くようになります。
変化に気が付くということは、先手を打つことができるということです。
先手が打てるということは、予防につながり、すぐに対処できるということになります。
ご自分の経験から応用できるということにもなりますね。

手当をする。

体のどこかに痛みがあれば、自然に手がその場所に行ったりしませんか?
お母さんなら、元気がないお子さんのおでこに手を当てたり、
落ち込んでいる友達の背中を撫でたり。
「頑張って!」と励ましたくて相手の手を握ったり。
その手の暖かさから勇気や力、安心感をもらったりしますよね。 (*´▽`*)

手って凄いですね。

まさしくハンドパワーとは、このことだと思います。

今回は、A様の両手、首、鎖骨部、背中のトリートメントをさせていただきました。
そして、腹部のセルフトリートメントの方法を指導させていただきました。


使用したアロマは、ローズマリーとマージョラムです。
どちらも、血流を良くし、こりや痛みにも良いです。

腹部は体の中心です。
腹部を整えることで便通にも期待できます。
便通が良いということは、色んなことにも ムフフ ( *´艸`) な効果が期待できるかもしれません。

さあ 頑張ってセルフトリートメントを継続してまいりましょう! \(^o^)/